「生きる意味って?」について

パソコンを買って2年になります。

いろんな人がネットでいろんな意見を書き込んでいて

飽きることがありません。

 

その中でよく目にするのが

「私が生きることに何の意味があるのか」

といった類の書き込みです。

 

私なりの意見を言わせてもらうと

「私たち一人ひとりが生きようが死のうが大した影響はない。

しかし、私たち一人ひとりが周りに影響を与えるかもしれない可能性、

私たちの子孫が人類に影響を及ぼすかもしれない可能性、

その可能性のために我々は生きている。」

 

狭い意味では個人の業績なんてたかの知れたものです。

しかし、広い意味では個人のちょっとした行動が

人類の、地球の運命を左右しているかもしれない。

 

あなたが今ふと漏らした不満がヒントになって、

人類を救う発明がおこなわれるかもしれない。

 

将来未知の病気が蔓延した時に、

あなたが残したDNAだけがその病気に打ち勝つかもしれない。

それで人類は命を繋ぐことになる可能性がないとは言えない。

 

 

都会で生活をしていると便利ですよね。

なんでも合理的に事が運びます。

人が考えて作ったものですから、

人にとって不都合と思って作り出されたものはありません。

 

ところが山道を分け入りますとそうはいかない。

岩があり、朽木があり、沼地があり、足場はおぼつかない。

蜘蛛の巣が張り巡らされ、虫が飛びかい、熊や猪に遭遇する危険もある。

現代人が生活するには合理的ではない、無駄なものばかり。

 

しかし、人にとって役に立たないものかもしれないけれども、

それぞれがなければ我々人類が生きて行けないのも事実です。

 

大きな自然にとってみれば、たかだか人間なんて

ダニや細菌と同じパーツの一つでしかない。

それどころか人間が滅んでも地球は存続し続けることができるけど、

ダニが滅んだらひょっとすると地球は滅亡するかもしれない。

とすれば、地球にとって人間は、ダニよりも意味のないもの、

ということになってしまいます。

 

人間を含めて生き物は全て「種を繋ぐ」という本能を

まっとうすべく生きています。

 

生きることに意味があるとか意味がないとか、

そんなことは我々が判断することではありません。

我々は、繋ぐために生まれ死んでいくのです。

同じ繋ぐのでも状況を悪くして繋いでは

後の世代に申し訳ない。

だから少しでも状況が良くなるように意識して生きなければいけない。

そのことには意味があると思います。

 

「役に立つんだろうか?」という書き込みもよく目にします。

それとて同じ事。

たとえネガティブオーラを出しまくったとしても、

それを見て「ああはなりたくない」とか

「ああいう人もいるんだ。私はまだマシ」と反面教師にする人がいれば、

それはそれで役に立っています。

多様性があっていいじゃないですか。

 

生きる意味とか役に立つとか、

それを考えること自体は意義のあることだと思います。

ただ、それにとらわれてしまうのはどうかと思います。

だって個人に関する結論は今は分からないんですから。

 

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コメント: 1
  • #1

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